不離脱現象1
1.不離脱現象とは?
バグレベルアップができるようになってからさらに何人か総人数を増やすと、全ての仲間が外れなくなります。
これが「不離脱現象」、いわゆる「仲間が外れないバグ」のことです。
パブで別れても、LPを0にしても、タチアナを連れてリブロフに入っても、黄京で少年が仲間一人をはじいて仲間になろうとしても、少年やサラを入れたままラスボスに挑んでも、仲間が外れません。誰も外れてくれません。
パーティーの再編成ができない、バグレベルアップもできない…といったデメリットが先に目に付きますが、うまく使えばなかなか便利です。
2.不離脱現象の条件
不離脱現象を避けるせよ、利用するにせよ、条件がわからないと役に立ちません。
不離脱現象が起こる条件は、総人数が27人以上になっていることです。
誰かを仲間にすれば不離脱が起こる、というものではありません。
どのような経過をたどったかにかかわらず、27人集めてしまえば必ず不離脱状態となります。
総人数は27人以下のときは減ることがありませんから、一度不離脱現象が起こると二度と元に戻りません。
不離脱現象を起こしうるパターンはある程度限りがあります。
総人数を27人にするには、総人数が26人の状態で誰かが新規加入しなければならないので、加入制限にかかるキャラは不離脱現象を起こすことができません。
加入制限にかからないキャラは、ミューズ、シャール、ツィー リン、太ロビン、ハーマン、ブラック、少年の7人と増殖キャラです。不離脱現象を起こしうるのは彼らだけです。
3.キャラデータ消失
不離脱現象が起こっても、パーティーが5人以下なら仲間を増やすことができます。
これは総人数が28人以上になり得ることを示しています。(最大31人)
ゲームプレイ中はパーティー外メンバーのスペースが26人分用意されているため、総人数が31になっても溢れることがありません。
しかし、「バグレベルアップ1」に書いてあるとおり、セーブデータ(ノーマルセーブ)にはパーティー外メンバーのスペースが21人分しか用意されていません。
つまり、総人数が28人以上になると一部のキャラクターデータが保存できなくなります。
保存できなくなるのは、パーティー外メンバーのスペースの末尾にいたキャラで、その人数は「総人数−27人」となります。要するに最後の方で外れたキャラのデータが消えてしまうわけです。
総人数の定義は「保存されているキャラデータの数」ですから、キャラデータが消滅したことにより総人数は27に戻ります。
キャラデータが消滅するといっても、加入後変化したパラメータ全て(HP・WP・JP・各種レベル・技・術・装備)が消えるだけで、キャラそのものが消滅するわけではありません。再スカウトできるキャラなら、もう一度仲間に加えることができます。
この時の各パラメータは新規加入時と同じになります。メインキャラでもお供レベルによってWPが加算されます。
また、そのキャラの初期装備が手に入ります。
総人数も新規加入と同じく+1されます。
つまり、この状態でセーブ&リロードすれば、またしても1人分のキャラデータが消失することになります。
ちなみに、データが消滅したキャラは加入制限にかかりません。
具体的なアドレスは未だに特定できていませんが、過去に仲間にしたことがあるかどうかは別の場所に記録されているものと考えられます。
さて、次は応用編です。